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Before

カイズカイブキの生垣が植えられてから数十年。大きく成長した結果、家からの視界が悪くなる他、石垣からはみ出してしまい困っているとのご依頼でした。
生垣を小さくするには理由(*)により限界があるので、他種類の樹木の生垣に変更することを提案しました。

(*)カイズカイブキの木は、「小さくしよう!!」と強剪定をしてしまうと、切った所から先祖返り（元の原種の痛い杉の葉に戻る）が出てしまったり、新芽が出にくくなるので、強剪定が不向きな木なのです(=_=)

After

今回は、生垣材料としてラカンマキの木を選びました。
ラカンマキの木を選んだ主な理由は、次の4点です。①成長が緩やかなため、②刈込に強いため、③毛虫などがつきにくいため、④葉が小さく、生垣として成長すれば数年後いろんな風景に溶け込むため。
生垣として、最初は植えられている間隔が広く感じるかと思われますが、数年後には目隠しとしてしっかりと機能するようになります。広い間隔で植える事で根が伸び伸びと成長し、寿命を延ばすことができます^^
木と木が成長して間隔を埋めるまでの期間をカバーするため、支柱は四ツ目垣としました。